地震に備えて建物の耐震性を調べよう
日本は地震の多い国です。
そのため、中古住宅を購入しようと考えている方、あるいは現在既に持ち家を持っていて、住宅の耐震性が気になる方は 1度耐震診断を行ってみることが得策です。
昭和56年以降に建築され、いわゆる新耐震基準を満たしている建物であれば、震度6までの地震に対しては安全性が保証されていますが、それ以前に建てられた建物は地震に対する強度が不十分とされています。
発生確率が今後30年間で70%以上とも言われる南海トラフ地震をはじめ、日本には各地に断層が存在し、いつ地震が起きてもおかしくない状態です。
仮に昭和56年以前に建築された建物 を購入しようか検討している方、またはそこに住んでいる方は耐震診断を行なっておくことで地震に対する備えが必要であることを認識することがまずは大切です。
自治体によっては耐震診断を行うことに対し、補助金を出してくれる市町村も存在します。
まずは 役所が発行しているハザードマップを確認するなどして、お住まいの地域で地震が発生する可能性及びその地域で想定されている地震の震度を知っておくべきでしょう。