CASBEEの特徴や取り組みについて

CASBEEとは、建築物の評価を環境性能から判断して格付けをする方法です

IBECと呼ばれる機構によって開発や改良が実施されています。

BEE値は建築物において環境効果を示している指標のことを表している数値です。

最近この制度が義務づけられたということもあって、急速に建築関係者の間で普及してきています。

建物が省エネルギーであるということはもちろん、建物が置かれている敷地全体の環境の性能も重要視されてくることが増えてきました。

このことを背景にして、省エネルギー性能や環境性能を一緒になって考えていき、お客様のニーズにしっかりと応えていくような取り組みが必要です。

CASBEEは建物を環境性能に基づいて評価を行い、格付けを行う方法です。

Q値と呼ばれる環境品質や性能を表しているものを分子にして、L値と呼ばれる外部に対して建物が与えてしまう不可を指しているものを分母としているBEE値によって、多角的に環境に配慮している建物の特徴を総合的に数値化していきます。

用途や規模などによっても異なってきますが、通常であれば評価するまでに2週間から3週間です。

見積もりを行うときに必要となってくる資料は、配置図や立面図、平面図、建築概要です。

CASBEEを入力する場合は、電気設備図や機械設備図、意匠図が資料として必要となってきます。

一部では構造図・設計コンセプト資料などの提出が求められてくる場合もあるので、事前に確認しておくと安心です。